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@ゆりかごから墓場まで@

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「出版社内容情報」で読むK-1ダイナマイト

レポートっぽいレポートです。※ 2019年11月末に大幅に書き直しました

「出版社内容情報」から内容を把握しよう! と試みました。


“普通の少年大奈舞人(ダイナマイト)は、K-1戦士アンディ・フグに見い出され空手道場「正道会館」に入門。はるかなる「世界最強」の夢に踏み出した。”
と、物語のコンセプトを語る文言に続けて、


“押忍! オレ、大奈舞人。世界最強の男を目指す小学生だ!”
で、はじまる出版社が用意した単行本紹介文。


「出版社内容情報」がどこで使用されるのか調べなかったのですが、自社サイト(小学館)や書店、ネット書店で単行本の内容を説明するための文章かな? と思われます。2019年11月現在、紀伊国屋WEB、オンライン書店e-hon、セブンネットショッピングでの掲載を確認しています。(Amazonは4巻、8巻のみ)。

K-1ダイナマイトの内容紹介のための文章って、「出版社内容情報」も雑誌掲載時の「あらすじ」をみても、主人公の大奈舞人くんの一人称で語られてるんですね。舞人くんが話しかけてくる! しゃべってる! って私なんかは、はしゃぐんですけど……

たまに舞人くんが自分の都合で事実と異なることを言ったりしてるのも面白いです。

……とはいえ、野暮なことを言いますが一人称は舞人くんだけれど考えたのは担当編集者でしょう(※推測)。タイアップ作品という性質上、タイアップ元の意向と編集者と作家との協議・協力あっての作品であり、直接作品作りに係わる立場からの解説はそのあたりの事情を伺い知るうえで貴重です。

なにかわかるかもしれないゾ! という興味本位でじっくり読んでみようと思いました。


以下から本文です。(参考)は「出版社内容情報」を引用掲載するつもりでしたが、煩雑になりそうなので私がまとめた梗概を載せました。「出版社内容情報」は記事中に引用していません。掲載されているサイトをご参照ください。


補足) 「出版社内容情報」は紀伊国屋WEBでの言い方です。セブンネットショッピングは「商品説明」、ネット書店e-honは「出版社・メーカーコメント」



――想定よりがっつり長くなってしまいました。
お時間のあるときにどうぞ!

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2018年はじめのごあいさつ



年明けたら、新年ごあいさつしないと新規記事を書くわけにはいかない! みたいな

自分ルールあるのですが、なんも絵を描けなくてズルズルしてたら3月です。

春ですね。あたたかくなりそうな兆しはあるのか、ないのか……

ひとまず、今年もがんばっていきましょう~ 9”

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内心の自由とツンデレ

まず、《内心は自由なので他人の心理を特定することはできない》
という前提を念頭に置いておく必要があります。

【厳しい人】と言いましたが、これは他人からの評価です。厳しいとされた当人の望みや思想は関係ありませんし、そもそも知りえないことです。厳しい、と評価を下す人のリサーチと推測と主観的な価値観によって判ずることになるでしょう。




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Aの人格を問うアンケート


【例題】Aは、いじめられてるBを助けました。そして「べつにおまえのためではない」と言い、いじめられている状況を打開できなかったBを殴りました。

Aはサイコパスですか? 厳しい人ですか? ツンデレですか?


(ツイート本文引用)



ご協力ありがとうございました!!!

拡散力がないので全く票が入らない覚悟でいましたが、
結果が割れるだけの数をいただけたこと、とても、とても、感謝しております。



● 意図と解説

アンケートは、感情や人物のバックボーンが記述されていない文章から読者が人物の人格をどのように判断するのかを問うものでした。【例題】には感情の記述は一切ありません。AがBにいかなる感情を持っているかも明記していません。また、「助けた」「おまえのためではない」「殴る」の論理的整合性を説明するAに関する情報もありません。

記述の限りでは、Aの人格の判断材料となるのは「いじめ」への対応だけです。Aはいじめが発生している状況が解消されるための行動をしています。「助ける」ことで自ら状況を解消したし、「状況を打開できなかったことを理由にBを殴」ったのは いじめられている人に状況解消の責任を問うています。

アンケート結果は割れました。なぜ「解釈は人それぞれ」になるのか。これはまず〈記述のなかに整合性のある情報を求めるか/自身が持っている前提に整合性をもたせるために情報を補填するか〉という分岐があったように思われました。

また、選択肢は《サイコパス/厳しい人/ツンデレ》です。Aの行動に人道的価値観による客観的評価をしたと思います。評価は■いじめがある状況を解消するという目的■いじめられている人に状況解消の責任を問う/殴るという手段■目的に対する手段の妥当性 のいずれに重きを置いたかによって変動したと推測しています。

以下は、それぞれの回答について選択した理由の考察です。



● 結果の考察

《ツンデレ》を選んだ方は、なんらかの前提によってAがBに好意的感情があるとしたか。「助けた」「打開できなかったことを理由に殴る」はBのためになる行動だから、そこに感情的な理由があると見立て「おまえのためではない」を照れ隠しと読んだのではないでしょうか。

また、デレを人情の発露まで意味を広げるというご意見を伺っているので、いじめが発生している状況解消のための行動をとったことに人情を認めて《ツンデレ》とした方もいるかもしれません。

 *

《サイコパス》(※ 人倫を欠いている人ぐらいの意味か。説明が曖昧でした)は、言動に整合性を認めて妥当といえる前提(Aは拳の強さを示す必要がある生育環境だった、など)を想定できなかったか、「Bを殴る」という対応に倫理観がない(人を殴ってはいけない)という理由での判断と考えています。

 *

《厳しい人》はおそらく消去法での選択かと思います。感情の記述がないから《ツンデレ》は選べないし、言動の整合性を説明するAに関する情報が不明なので評価を保留にすると《サイコパス》は選択肢から外れます。あるいは、いじめられていたBに対して厳しい対応をしているという判断か。



 * * *

選択肢の優劣は問いません。ただ今回人格についての評価という性質上、情報不足や想像が及ばないことに関して評価を保留にする判断や、評価を下すとき何に重きを置いているかを自問する慎重さがあったらいいな、と思いました。




―― 以上 m(_ _)m

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国会図書館へ行ってきました。


 ・ 《幼女》のこと【1】――聖ロザリンド


への拍手ありがとうございました。m(_ _)m



あまりにブログを放置しているので日記を書こう……



先日、国会図書館にはじめて行きました。
なぜ学生の頃に行かなかったのでしょう? それは手近なところで済んだからです。(手近な感じの内容のことしかやってないということです)

永田町にある国会図書館を利用するには、《利用者登録》をして《登録利用者カード》を受け取らなければなりません。はじめての利用の場合、すぐにでも本を読みたいと勇んで行っても入場するまでの手続きの色々が煩わしく、くたびれてしまうようなことがあるかもしれません。

※ 混雑状況にもよります

そんなときは図書館に行く前に郵送で登録を済ませておきましょう、と国会図書館はHPで勧めています。書類を送ってから1週間程度で返事がきました。(添付する返送用の定型封筒長3のほうが良いみたい)


書類に不備があると切手と封筒と時間が
倍かかることになるので気をつけてね!


……2週間の時間を費やして送られてきた利用者登録証(IDとパスワードが書かれている)を持って図書館へ行きましょう。新館へ入りましょう。案内のかたの指示に従って、その場で記入する紙・本人確認できるもの・利用者登録証を持って登録カウンターへ行くと、いよいよ《登録利用者カード》が受け取れます。

《登録利用者カード》と《パスワード》がないと資料の閲覧も複写もできません。ほぼ何もできなくなります。カードもパスワードも絶対になくさないようにしましょう。

(遺失物受付には大変お世話になりました)



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