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@ゆりかごから墓場まで@

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しらたき

家族4人でどこか山間の蕎麦屋によった。とても高級な店らしい。髪を後ろに高く結い上げて藤色の着物を着た年かさの女将がでてきたのがいかにも“高級な和風料理屋”のイメージの典型だった。座敷に通され、名簿に記名するように言われたので、父、母、私、兄の順繰りに書いていくのだけれど、私は名前を書き損じてしまった。女将にそれを告げると、ものすごい勢いで罵られる。本来なら来店サービスで粗品を渡すのだが、その気が失せたと言う。部屋の掃除など雑務をこなす役職と思しき中年の男が粗品をチラ見せしに来る。木の盆の上に金の皿2枚と銀の皿が2枚の計4枚。うち2枚には先ほど記名した父と母の名前が2人の筆跡のとおり絵付けされている。こんな良い品をもらえるはずだったのに、私が名前を書き損じたせいでダメになってしまったことが悔しい。せめて、キレイに出来上がってる父と母の皿だけでももらえないものか、と懇願しても女将は相変わらず腹を立てた様子でけなしにかかってくる。私もイライラして女将に食ってかかり、店員たちを怯ませようと中年の男が持っている皿の乗った盆を叩き落とした。蛮行は女将をさらに怒らせた。女将は男に指図して、引きとめようとする両親を後目に、私を店の奥へ連れて行かせた。

私は厨房の手前にある畳の部屋(休憩室か?)に連れてこられた。そこには若女将と思しき女性が全裸で着物の上に倒れている。何かがあったらしい。その隣で待つように言われて気が気でなかった。冷静になろうとそこにあるものを観察しようとする。しかし、どうしても女性の裸体に目がいく。気絶しているらしい女は苦悶の表情を浮かべている。彼女の身に何があったのか深くは考えないことにして、何とはなしに片方の乳房を揉んでみた。なんと、乳首からかえるの卵のような太さのしらたきみたいなものが勢いよく絞り出てきた。驚き、気持ちが悪いと思いつつ、面白がって両方の乳房からしらたきを絞り出し続けた。途切れることなく出てきたしらたきは女性の顔や胸の上にうねりながら堆積している。なんとなく卑猥な感じがする。と、先の中年の男が入ってきて、女がしらたき(?)まみれになっているところを見るなり怒鳴りかかってきた。私は気が動転して、そこにあった棒状のもので女性の腹のあたりをめった刺しにしてしまった。どこからともなく赤ん坊の泣き声が聞こえた。女性はしらたき(?)と血にまみれて死んでしまった。男と乱闘になる。攻防の末、男に棒をとりあげられ、私が刺されそうになる。間一髪のところで父親が助けに来た。棒で刺されたと思しい全裸の女の死体と、棒を持った男がいる現場だ。私は殺人やしらたきを搾り出した罪をすべて男に擦り付けて、その場を父に任せて逃げることにした。

私は母を連れて逃げた。道から外れた林の中を逃げた。そこは傾斜で泥がすべる。斜面の落差のおかげでこちらの様子を気づかれないように舗装された正道をうかがう事が出来た。私たちをさがしているらしい人々がうろついている。見つかりそうになるたびに、身を小さくして木の影に隠れた。そうしてやりすごしながら山の奥へ入っていくと、追っ手の姿が見えなくなっていった。追っ手ではない人の姿も見えなくなった。もう、ここらあたりには誰もいない。気を緩めて薄暗い林の中を歩いていると、白い建物と出くわした。団地のマンションのような建物で階段を隔て、向かい合わせに二世帯ぶんの部屋のついた4階建てで、それが縦に、丁度階段部分のところからくずれて、片方の部屋は完全に損壊している。残り半分の、向かい合っている部屋のほうは4階部分の天上がなくなってはいるものの、それより下の階は部屋の形を保っていた。2階のベランダの窓から中の奥行きを覗くと粗大ゴミのように積み重なった家具が散らかっていた。どうやら、もっと高いところに建っていたものが、土砂崩れか何かでここまで落ちてきたらしい。それが手つかずのまま放置されているようだ。私も母も廃屋に油断していた。上のほうからシャッター音が聞こえた。音のほうを見上げると建物の3階ベランダから髪の長い人物がこちらにケータイを向けていた。フラッシュはしつこく点滅した。こちらが気がついても怯むことなく撮影を続ける。カメラから動画にモードに切り替えたらしく、じっとケータイをこちらに向けていた。撮影をやめさせて、ケータイを奪い取ろうとも思ったが、建物の階段は壊れていてそこへ行くのは不可能と踏んだ。はやくここから立ち去ったほうが良いと判断して、相手を睨みつけながら建物から後ずさるように離れていった。すると、男の声で、笑う声が聞こえた。「この情報をオークションで売ってやろう。いくらの値がつくだろう。重要参考情報だ。きっと高騰するに違いない」

逃げる途中で母とはぐれてしまった。私は一人、ススキ畑のようなところに出た。目の前は一面枯れた草に覆われて、それが向かいの山まで続いていた。野原一帯の空を被うものはなく清々しい。開けた場所に来た開放感をしばらくの間味わった。枯れ草の丈は私の腰より少し高いぐらいで、身を屈めれば姿を隠せる。この中を移動しようと決心して、野原に足を踏み入れた。視界は密生した葉や茎ばかり、そこを中腰のままひたすら駆けた。

どうやら、向かいの山にたどり着いたらしい。私はそこで小学生ぐらいの子どもばかりの群れに合流して、雑木林の中に秘密基地のような小さな村を作って暮らしていた。私自身、同じ年頃の外見をしていた。(本当はもっと歳をとっていたはずだ) 子どもたちは私を信頼していた。私が競争に強かったからだ。同じように村を形成しているほかの子どもの群れとの戦いに備えて、早く走るための準備を整えていた。子どもたちは私の素性を知らない。私は一人、過去の罪を振り返っておびえていた。私の憶え違いでなければ、私は女を強姦して殺した。

 * * *

・・・という、なんかすごく面倒くさい夢をみました。
久々に面白かったのでメモっておく。自分の性別が男なのか女なのか。最初は女だった気がするけれど、途中から男になっていると思う。最後は完璧に男の子になってます。流石、夢!

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