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@ゆりかごから墓場まで@

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新しい人に

「新しい人に」という合唱曲があって、歌ったことがある。
練習のときに度々、詩の内容について話したりした。

つまり、この曲は

世の中を信じ切っていた人が、過去の歴史を紐解くうちに
かつて、人間が編み出した恐ろしい術によって多くの人生が否定されたことを知り

そして、人間の行いを「信じる」と言えなくなってしまった……


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笑って キャンディ


  どこへいったのかな あのこ
  ひとりぼっちの くさむらで
  つめをかみかみ しゃがんでた
  なかまはずれの みそっかす
「コスモス」
 * * *

  けど もう お父ちゃんいてへん
  お母ちゃんもいてへん
  けど やっぱり 日曜日の朝になったら繰り返す
  ひとりぼっちの ひとりぼっちの
  ぼくのひとりごと
「朝」(「日曜日-ひとりぼっちの祈り」)
 * * *

  ――そしたら そしたら
  いないんだ だれもいないんだ
  生きてるものは
  いないんだ
  だれも
  ――うえ死に してたんだ……

  死がいが いっぱい
  太陽 ギラギラ
  ぼくだけ 生きてて
  こわいよォ! こわいよォ!
  おーい! おーい!
  呼ぼうとしても
  泣こうとしても
  泣けない
  呼べない
  死がいがいっぱい こわいよォ!
  ぼくだけ生きてて こわいよォ!
「ゆめ」(「オデコのコイツ」)

 * * *
蓬莱泰三の詩から。(上2編は信用できる資料からの引用ではありません;)
私の知ってる“ひとりぼっち”が登場する詩を部分的に持ってきました。
「ゆめ」は直接一人とは言っていないけれど、状況的には“ひとりぼっち”
と思ったので持ってきました。

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