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@ゆりかごから墓場まで@

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レッツ

今日はオムライスなんだった


きっと全部は食べきれない
ケチャップライスを減らしてみると
それはただのオムレツです


オムレツ食べた おひるごはん
おひるに食べたら オムライス


明日の昼にはなくなるかしら
一口ずつで半分食べて
ぺろりと舌を出したらば


ケチャップライスが飛んできた
フライング・ライス そしてケチャップ


したたるトマトとまとまとまらない
卵を被せてごまかしちゃえ


今日のおひるはなんだった


オムライスなんだったった


今のことも これからも
わからない
ランチはライスでオムレツなのか


半分一口 明日の昼には
なくしておこう
ケチャップ したたる ペロリと舌だし


卵とトマト空を飛んで


ごちそさまでした
午後もがんばろう


 

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らぶらぶ


たいへんです! 愛着がなくなったんです!!

昨日、何もかも捨てました。家財道具はなくなって空っぽなんです。
粗大ごみを捨てるのにお金がかかるということがゆるせません。
お金に換算できる愛情なんです。そうなんです。
私は粗大ごみ収集の価格を見て、自分の愛情について知りました。

あるいは質屋です。
質屋に売りに出したものの値段を見てショックを受けました。
私はなんて薄情なんだ! と。特定のブランドに対する愛情を持っていた
しかし、その愛情にたいした価値はなく私の役に立つものではなかった。
それがわかってしまったら、なんとはかないものだろう!
その程度のものだからこそ手放すことに抵抗はなかったのかもしれません。

かけがえのないものはプライスレス といいます。
その通りだと思います。

問題は、どうすればプライスレスという状態にできるか、ということで、
私の頭には常にスカウターかレジスターがついていて、
色々なものを値踏みしてしまうんです。その値段に従って愛着が違ってくる
同じ値段のものに区別はないんです。その程度の愛情なんです。

そこで私は思いました。お金が無くなればよいと。
そもそもおかしいじゃないですか! お金さえなければ物に価値なんてもの
定める必要はなかったし、デフレとかインフレとかスタグフレーションとか
言わずに済んだんじゃないか。全部お金が悪いんです。間違いありません。

つい先ほど、財布に穴が空いて気が付いたんです。
穴が悪いのではない。落ちるお金が悪いんだと。

悪は滅びる。地獄の穴に吸い込まれる。
そうでしょう? そういうことなのでしょう?
だから、思ったんです。世界に大きな穴が空いてしまえばよいと!

全部落っこちてしまえばよいんです。
価値のない、愛のない、ネームバリューとか希少性とか
そういうものは全部穴の中に落っこちて、地獄の業火で焼き尽くされればよいと。

私はゴミ焼却工場の煙突から立ち上る煙に従って、
天国に行けるような気持ちでいます。

・・・ 残念なことに、私の足は
地面から浮かぶことはできませんでした。

わたしに羽根があればよいのに。
天使になりたい。愛のキューピットになるんです。
プライスレスの恋を実らせて、
質素で幸せな部屋でハッピーエンドな暮らしをエンジョイしたい・・・

そう思って、私は慈善団体の募金箱の穴に向けて
有り金のすべてを放り投げました。



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あいまいぼいん



なんかからからなんだから
なんだか筒になったみたいで、通り過ぎていってしまう
から 何も残らないで なんだか悲しいと思うのだけれど
悲しかったことも流れて行ってしまうから なんとなく
からっぽでも それなりに満たされているのは
生きているから それだけのことが ちっとも嬉しくない



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くらーい小説まがいのもの

比較的近所じゃないか? あの事件。
 猫を傷つける酷い事件がありました。私も大変胸を痛めています。
 どんなにむしゃくしゃしていたり、気持ちがゆがんでいたとしても、生き物をむやみに傷つけてはいけないと。やるなら、魚さばいて喰え! と思う。そのほうが決して無意味ではないから。

 で、フォルダをあさっていたらくらーい小説まがいのものが出てきて、たしか書いた動機は飼っていたハムスターが死んでしまってものすごく悲しかったからだったと思う。[2015.1.24 以下の内容を修正]



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